快適な睡眠は健康的な生活を送る上で、無くてはならないものです。
難しい理屈を並べなくても、体験的にほとんどの方はこのことをご存知だと思います。
では、一方で、快適な睡眠を得るために、皆さんは具体的に何をしていらっしゃいますか?
この問いに即答でこたえられ人は、あまり多くないように思います。恐らく、多くの方にとって睡眠は一日の残り時間だったり、単に眠くなったから寝るという感じではないでしょうか。
睡眠環境を積極的に改善することで、成長ホルモンの分泌が盛んになります。
成長ホルモンは、成長期のお子さんが大きくなるだけでなく、大人になった後でも大切な役割を果たしています。たとえば、健康な状態に回復して維持し、あるいは美容に効果をもたらす、などは成長ホルモンと密接に関わっています。
では、具体的にどうすれば、睡眠環境を改善し、快眠につなげることができるのでしょうか。
環境面では
- 暗くて静かな環境
- 暖かさ(寝床内部で、30度プラスマイナス1度)
- 湿度(50%プラスマイナス10%)
などが代表的なものです。
暖かさは多くの方が注意していて、また、最近では羽毛ふとんが普及し、家屋の気密性、断熱性の高まりなどもあって、寒くて眠れないという環境は少ないと思われます。
湿度の管理は、あまり注目されていないこともあって、実行している方は少ないと思います。乾燥したときに、風邪をひかないように加湿器を使うくらいでしょうか。
睡眠には実は湿度の影響が大きいのです。
なぜかというと、ヒトの体温は明け方に向かって下がっていくのです。これは心臓の動きなどと同様、我々が意識することなく、自動的に本能がコントロールしています。
ではどうやって体温を下げるかというと、通常ヒトは汗を蒸発させて、その気化熱で体温を下げています。重要なのは、汗をかいただけでは体温は下がらず、それが蒸発して、初めて体温が下がるという点です。
湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなります。それで、体温が思ったように下がらず、気温の高い夏場は「寝苦しい」感じになるのです。
この現象は夏に限りません。
寝具の選択を間違えると、蒸れてしまい、体温が下がりにくくなります。
寝具を選択する際には、「蒸れ」に注目する必要があります。

寝具には蒸れやすい寝具と蒸れにくい寝具があります。
一般的に、石油系の素材は蒸れやすく、天然素材は蒸れにくい傾向があります。
また、天然素材でも、側地やシーツの通気性によっては蒸れやすくなります 。
昔に比べて最近のふとんはガサガサする、という印象を持っていて、寝具が蒸れると感じる方は、シーツの見直しをお勧めします。

上のグラフは睡眠中の寝具の内部の湿度の変化を時間を追って見たものです 。
ウール寝具では、羊毛の高い吸放湿性能により、理想とされる50%前後に収まっている一方、合繊では、その範囲を超える時間帯があることがよくわかります。
また、同様にリラックスの度合いをみるために、睡眠中の心拍数の変化を調べたグラフとみても、やはり、ウールでは心拍数が低く安定し、ぐっすりと眠っていることが判ります。
最近は吸水速乾という言葉が、使われるようになりました。べとつかずに、大変ありがたいことですが、汗が水になった時点で、既に快適では無くなっています。
やはり、吸湿速乾でないと、本来の快適さは味わえません。ウールの吸湿率は繊維中最大の15%。(公定水分率)
快眠寝具の重要な指標である湿度に関して、ウールは圧倒的にナンバーワンの性能を誇ります。
快眠に影響する寝具の素材。ウーマークが一番のお勧めです。
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