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ウールの加工方法

世界との懸け橋となるJapan Wool Sourcing Guide


ザ・ウールマーク・カンパニーは、ブランド・アパレルメーカー・小売店の生地および製品の買付け担当者向けに、日本のウールサプライヤーを紹介する「Japan Wool Suppliers’ Sourcing Guide(ジャパン・ウールサプライヤーガイド)」をまとめた。

今年5月には日本の匠に魅せられたKOCHÉ(コシェ)のデザイナー、クリステル・コシェがザ・ウールマーク・カンパニーのサポートを受けて尾州の毛織業者を訪れ、クリエイションへのインスピレーションを得た。


日本には重いウールギャバジンからラグジュアリーな手仕上げのマルチレイヤー毛織物まで、多彩な高品質、クリエイティブ、革新的な製品を提供する毛織物およびニッティング工場が数多く存在する。

そんな日本の伝統やクラフトマンシップに魅せられたパリコレ ブランドKOCHÉ(コシェ)のデザイナー、クリステル・コシェが5月に来日、尾州の毛織業者、中伝毛織、ニッケテキスタイル、丹羽正毛織、カナーレを訪れた。KOCHÉはザ・ウールマーク・カンパニーと2シーズンにわたるパートナーシップを結び、ザ・ウールマーク・カンパニーとのコラボレーションによる2018秋冬コレクションが3月のパリ ファッション ウィークで発表されている。

「日本が大好きで来日も今回で5回目。東京などの大都市には訪れたことがあるけれど、有名な毛織産地である尾州を訪れるのは初めてでとてもエキサイティングでした」と語ってくれたクリステル。日本のカルチャーを愛し、常に刺激を受けているという。KOCHÉ はAmazon Fashion Week TOKYO 2017 S/Sに初参加、原宿通りにてゲリラショーを開催し話題となった。今後は日本のテキスタイルを使ったウールのカプセルコレクションを視野に入れている。

フレンドリーで愛嬌のあるクリステルだがテキスタイルの大量のサンプルの前では真剣そのもの、パリコレデザイナーの顔を垣間見せた。「実際に現地を訪れ作り手と話し、製造のバックグラウンドに触れることで沢山のインスピレーションを受けました。後継者がいないために工場の数が減っていると聞き、とても残念です。この美しくクリエイティブな製品がいかに貴重なものか、より多くの人々に伝えるべきです」と語った。

ザ・ウールマーク・カンパニーの日本支社長 サミュエル・コクデは、「日本には数えきれないほどの素晴らしい生産者や毛織物工場があります。ザ・ウールマーク・カンパニーは、私たちが日本の隠れた宝物と考えるこの毛織物産業をサポート、紹介し続けていきたいと考えています」と語っている。

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日本はその政治的、経済的な安定性、長い歴史を誇る高品質な織物産業、そして卓越した職人技により、織物や衣料の理想的な調達先となっている。この「Japan Wool Suppliers’ Sourcing Guide」は、尾州を含む日本の13のサプライヤーの詳細な情報を提供し、世界のファッションブランドのものづくりとの懸け橋となることであろう。

「Japan Wool Suppliers’ Sourcing Guide(ジャパン・ウールサプライヤーガイド)」はこちらからダウンロードできます。

KOCHÉ オフィシャルサイトはこちらから。
KOCHÉ オフィシャルインスタグラム: @KOCHÉ