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アメリカ発のスポーツブランド・アンダーアーマーの日本総代理店であるドーム株式会社が、ウールと合成繊維を組み合わせ「UAウール」を開発。高いストレッチ性を維持し、ウールの特性である吸放湿性も両立された次世代のパフォーマンスウェアは、過酷な状況下でも汗冷えによる体力消費を軽減し、最大限にパフォーマンスを発揮したいアスリートの願いを実現させました。

「ウールの良い面は、抜群の吸放湿性と消臭・防臭効果です。商品化にあたって、ブランドのアイデンティティである快適なストレッチ性と(風合い)だけは、絶対に譲れないこだわりでした」そう振り返るのは、商品企画から販売まで一貫してプロジェクトに携わってきた柴田 暁氏。

既存のベースレイヤーに、さらなる付加価値を提供したい。その想いから2025年秋冬に向けてアンダーアーマーのプロジェクトは始動しました。寒暖差が激しいシーズンや運動と休憩を繰り返すストップ・アンド・ゴースポーツと呼ばれる運動では汗冷えが起きた場合にはパフォーマンスが大きく低下するため、体温維持に必要なエネルギーを極力抑えられるウールは、極限状態でこそ実力を発揮し続けたいというアスリートたちの切実な願いを実現しました。 

「一般的なウール100%のTシャツは柔らかく、(ウールは)アウトドアの印象が強かったので、スポーツウェアとして耐えられるのかと初期の段階から疑問に感じていました。特にハードなシーンも伸び縮みするベースレイヤーのストレッチ性はナイロンだからこそ成し得ます。ウール特有の肌への刺激も懸念していましたが、通常よりも多くのサンプル製作を経たことでソフトな肌ざわりの生地が出来上がり、合成繊維の伸縮性とウールの高機能性を両立できたのが自分にとっても大きな気づきとなりました」  

プロジェクトは決して順風満帆ではなく、試行錯誤の連続で誕生したUAウール。ウールマークが初期段階である商品企画から携わり、糸の選定を含むサポートをしてきました。今回、日本国内向けに独自に開発されたTシャツ生地はアメリカを拠点に置く本社の目に留まったことで来季の企画に盛り込まれたり、サンプル生地がドイツの展示会に取り上げられたり、その評価は海を越えて世界へと広がっています。 

「日本ではまだウール=冬の素材という認識が根強いですが、その優れた吸放湿性と消臭・防臭効果は季節を問わず、真夏のスポーツシーンでも十分に効果を発揮します。そのことをもっと体感してくだされば、良さも広まっていくのではないでしょうか。商品企画に留まらず、コーディネートの提案などアプローチの仕方を含め、最後のお客さまの手に渡るところまで考えていく必要があると思っています。お客さまが何を本当に求めて、何を本当に良いと思ってくださるのかを想像しながら、驚きと感動が続いていくものを生み出していけるよう常にチャレンジしていきたいです」

付加価値の先にあるのは、驚きと感動。常に高みを目指すアスリートを支えるアンダーアーマーもまたチャレンジ精神を忘れていません。現状に満足しない挑戦者たちのサポーターとして、ウールマークも共にチャレンジしていきます。 

 

 

ドーム株式会社アンダーアーマー(UNDER ARMOUR):アメリカ発のスポーツブランド。吸汗速乾性に優れ、皮膚のようにフィットしたシャツを起源に持ち、快適なベースレイヤーの先駆者として急成長。現在も独自のテクノロジーを投入し、シューズや睡眠サポートなど多岐にわたるアイテムを展開し、世界中で活動するアスリートの可能性を最大限に引き出しています。